ある日の夕方のことです。
息子あまなしが保育園帰宅後に、私と夫それぞれにお手紙を渡してくれました。
保育園で書いてきてくれたようで、それぞれ紙一面に、息子の名前がひらがなで書いてありました。
中には鏡文字だったり、上下さかさまだったりするのですが、ちゃんと文字なんです。
ほんの一か月くらい前までは、象形文字のような解読不明な文字のお手紙だったのですが、今はあきらかにひらがななんです。
感動した母は、
「〇〇ちゃん、すごい上手にかけたね。この文字なんか、どうどうと大きくかけててママ好きだなぁ。ほんと上手になったね!!」
と褒めちぎる母。
まんざらでもない様子の息子あまなし。
「この前、ママとワーク頑張ったから上手に書けたのかな。」
と言うと、それに異を唱える者が。
「違うよね、パパとお風呂で練習したからだよね!」
なんだと!!
「違うよね、ママだよね!!」
「パパだよね!!」
「いやいや、私でしょ」
「いやいや、俺だよ」
と、私も夫も一歩もひかないでいると・・・
「どっちものおかげだよ」
と、息子の気づかい発言。
大人げない両親でごめんよ。
いい大人が4歳に気を遣わせてしまったことを反省する両親なのでした。