あまなしクローゼット

4歳男児を育てる30代主婦です。 日常の出来事、成長記録、ハンドメイドの子供服についてや、既製品の子供服の紹介、個人的な感想などを綴っています。

こばなし37~どちらも立てる4歳男児~

ある日の夕方のことです。

 

息子あまなしが保育園帰宅後に、私と夫それぞれにお手紙を渡してくれました。

 

保育園で書いてきてくれたようで、それぞれ紙一面に、息子の名前がひらがなで書いてありました。

 

中には鏡文字だったり、上下さかさまだったりするのですが、ちゃんと文字なんです。

 

ほんの一か月くらい前までは、象形文字のような解読不明な文字のお手紙だったのですが、今はあきらかにひらがななんです。

 

感動した母は、

 

「〇〇ちゃん、すごい上手にかけたね。この文字なんか、どうどうと大きくかけててママ好きだなぁ。ほんと上手になったね!!」

 

と褒めちぎる母。

 

まんざらでもない様子の息子あまなし。

 

「この前、ママとワーク頑張ったから上手に書けたのかな。」

 

と言うと、それに異を唱える者が。

 

「違うよね、パパとお風呂で練習したからだよね!」

 

なんだと!!

 

「違うよね、ママだよね!!」

 

「パパだよね!!」

 

「いやいや、私でしょ」

 

「いやいや、俺だよ」

 

と、私も夫も一歩もひかないでいると・・・

 

 

 

「どっちものおかげだよ」

 

 

と、息子の気づかい発言。

 

 

大人げない両親でごめんよ。

 

いい大人が4歳に気を遣わせてしまったことを反省する両親なのでした。