あまなしの父も母も子供の頃、
「夜寝ないと鬼が来るぞ!」
と言われて育ちました。
なので息子あまなしにも、
「夜寝ないと鬼が来るよ!!」
と小さいころから言っています。
今日は或る夜、寝ない息子あまなしと、夫の会話について話します。
寝る時間になっても遊びをやめず、寝ようとしなし息子あまなしに
「〇〇ちゃん、寝ないと鬼がくるよ!!」
という夫。
いつもだったら、ここで遊びを止めて、急いでお布団へ向かうのですが、その日の息子は
「そしたら、桃太郎に倒してもらうからいいよ」
いつになく強気な発言。
夫が
「桃太郎どこにいるの?」
と尋ねると、しばらく考えてから
「赤ちゃんを桃に入れたら、桃太郎ができるんじゃない?」
と真剣に答える息子。
「ねぇ、パパ。誰が赤ちゃん桃につめたの?おじいさん?おばあさん?」
と本気で悩みだす息子。
「桃につめたんじゃなくて、桃からうまれたのが桃太郎なんだよ」
と答える夫。
「じゃあ、誰が赤ちゃんつめたの?」
と、あくまでつめらた設定の息子あまなし。
息子の中では、赤ちゃんはお母さんから生まれるもので、桃から出てきたということは、誰かが桃に赤ちゃんをつめたからだと思っているようです。
母も昔、桃太郎の話をしてもらいましたが、一度として桃から生まれたことに疑問を抱かなかったし、ましてや桃につめられたって発想にも至りませんでした。
息子あまなし4歳。
意外と現実的な考えの持ち主のようです。