歩ける距離にもかかわらず、保育園に自転車で通っていた息子あまなし。
その息子がなんと、遂に、徒歩通園になりました!!
それは何の前触れもなく、いきなりやってきました。
そう、あれは、先週の月曜日の朝。
いつものように家を出て、自転車置き場に行こうとしていた時です。
自転車置き場とは逆方向へ向かう息子。
どうしたの?と尋ねると
「歩いて行こうかな。」
え?
一瞬、聞き間違えかと思いました。
疲れるのが嫌いで、玄関と自転車置き場のわずかな距離でさえ、「抱っこ!!」と言ってた息子が自ら歩こうとするなんて・・・
驚きでいっぱいでしたが、せっかく芽生えたやる気削ぐわけにはいかないので、歩いて行くことにしました。
歩きはじめた時には、途中で「疲れた!抱っこ!!」と言われることを覚悟していたのですが、道のりの半分以上歩いても一向にペースが落ちない息子。
今か?今か?と身構えていたものの、保育園まで残りわずか。
今だペースは衰えることなく順調な足取り。
でも気は抜けません。
あとわずかだとわかっていても、疲れたら「抱っこ!!」を要求してくる息子あまなし。
最後の最後に絶対抱っこ要求がくるだろうと思っていた母の予想を裏切り、園の周りを掃除していた園長先生を見つけて更に加速。
そして・・・・・
ゴー――――ル。
完歩です!!!
保育園三年目にして初めて、歩くペースが落ちずに、「疲れた」も「抱っこ」も言わずに歩けました。
園に着いた後、朝の準備をしながら、帰りも歩きで良いか尋ねると
「歩きたい気分なんだよ~」と言う息子。
帰りも歩く気満々です。
それは、ただの気分、でも侮ることなかれ!!
そして、帰り道。
朝、宣言していた通りに徒歩にて帰宅。
帰りも、足取り軽く完歩!!
一体どうしたものか?
その日の夕食の時に、朝も帰りも全部歩けたことを夫に話すと、驚いていました。
「今までは、『疲れた~抱っこ!!』なんて言ってたのにね」なんて話してると、
「赤ちゃんの時も、歩くのは好きだったんだよ。でも、〇〇ちゃん (あまなしの名前)疲れるのは嫌いなんだよ。疲れないならもっと、もっと歩けるんだよ。」
と、あまなしさん。
確かにそうだ。てか、今日は疲れなかったってこと?
そういうば、今までお部屋遊びばかりだった息子が、最近は外遊びをよく行うようになりました。
どうやらそのおかげで体力がついたみたいです。
そして、そこに歩きたいという思いが加わり、行き帰りの完歩に繋がったわけです。
「やる気」と「体力」そのどちらが欠けてもダメなんですねぇ。
徒歩通園も2週目に突入。
更に体力がついてきたのか、やたら走りたがる息子。
ここ10年まともに運動していない母には、走っての登園は中々キツイものがあります。
息子に体力云々言う前に、自身の体力UPも図らねばと思う母なのでした。